>>312982
ではロアッソさんはディフェンディングサードで繋ぐねらいはなんでしょうか?
自陣で繋ぎ敵のマーカーを一気に覆す擬似カウンターやフィードで収めそこから展開できるポストもいない。
むしろ24や3の目線が下がり前方察知できていない状態の何気ない感覚の楔で相手のショートカウンターの起点になっていることも多々。
遅効や保持が目立つ大木サッカーは相手のブロックの帰陣し切った状態でビルドアップすることも多く、はっきり言って怖さはそこまでなく、逆に崩すためにWBの位置が内側に取ることが多く相手WGのカウンターの起点になりハイリスクローリターンではないでしょうか?
以前のロアッソは同サイド圧縮をしてそこから直接の逆サイドの展開やボランチ、CBの展開が多く見られ幅を使い敵のレーンブロックを歪ませそこに後ろから入っていく、もしくはカットインで足を振る場面があり怖さがありました。意図的に食いつかせたり下げさせたり歪みを作るのが本当に上手でした。
ですが今はトップを置かず、サイドに張って受けることが多くフィードも多くなく同サイド圧縮で取り切れる。もしくはサイドに供給するビルドアップで引っかかって無駄なロストが多い。
またGK含めハイプレスでオールコートマンツーマンで敵のオンザボールの質を下げる厄介な守備戦術ですが今はGKの+1で逆に外され前向きで3バックの脇に供給され簡単にポケット侵入されるケースも多々。
繋ぐことは否定しないが有効にフィード等の状況打開の“蹴る”プレーも必要ではないでしょうか