95412☆Kazu .h 2017/11/28 12:59 (KYV35)
男性 45歳
Soccer king ホペイロ松浦さんナイスアシスト
Soccer king より抜粋です。
岸本監督が「サンガファミリーとしてのタイトル獲得だ」と話したように、様々な人の支えがあったことは選手たちも感じている。じつは決勝戦を前に、何人かの選手がトップチームでホペイロを務める松浦紀典にスパイクを加工・調節してもらった。週間天気予報では決勝戦当日は雪。さらに松浦が知人を通じて長野Uスタジアムのピッチをリサーチしたところ地面が少し固いことが分かり、「せっかくの大舞台。普段どおりのプレーが少しでも出せるよう、その手助けができればと思った」(松浦)と申し出たのだ。幸い雪は降らなかったが俣野亜以己は「しっかりと地面を捕らえられた」、先制点をアシストした橋本も「中敷を変えてもらったんですが、いつもより“止まる・加速する”といった動作がやりやすかった」と効果を実感している。小さな違いかもしれないが、その積み重ねが身体への負担増にもつながりかねない。スーパーハードワークを掲げるチームをハード面で支えた、好アシストだった。
試合後、クラブ関係者や下部組織からトップチームへ昇格した選手はもちろん、他クラブへ巣立っていった選手からも祝福の声が相次いだ。現在、ベルギーで活躍する日本代表FW久保裕也もSNSで後輩たちの栄冠を喜んでいる。久保をはじめ、京都の下部組織からは優れた選手が輩出されている。今季もすでにGK若原智哉の昇格内定が発表されており、U−15年代で全国制覇を達成している2年生はU−17日本代表でキャプテンを務めた福岡など逸材揃いだ。優勝の喜びに浸りながら、そこで満足している選手はいない。彼らの目線はU−18やトップチームでの活躍、そしてその先にあるであろう大きな舞台だ。