36557☆くるくるパー 2019/02/28 16:33 (Chrome)
新メンバーがそこそこの動きをしていた。総合力では差がありすぎ、機関銃に単発銃の戦いのようだ。
それでも前線は横山を中心に小林のボールの散らし、杉田の縦への意欲、中島のベテランらしい捌きなど、見るべきところはあった。特に杉田が代表になじんできたことはうれしい発見だ。
DF陣は相変わらずというか、鉄壁とはいかないまでもしぶとく守備を見せていた。ただ、一瞬のスピードに置かれていた場面が散見された。解説者（澤御大）は、ボール奪取にチャレンジすべしとの檄を飛ばしていたが、確かにボールホルダーとの間合いが大きく、これではスピードで負ける。特にサイド攻撃のアメリカに対して、サイドバックの有吉はあまりに相手との距離が大きい。ディレイも場合によってで、もう少し距離を縮めるべきだ。
６人まで交代というルールにより、新メンバーも試されていたが、それほどの破綻は見られなかったのは重畳というべきか。
今日のゲームはどうにか引き分けたが、彼我の力の差は大きい。今後の第２戦ブラジル、第３戦イングランドで、現時点のなでしこの位置がわかってくるだろう。W杯まで三か月だ。
