24162☆銀河鉄道茨城◆S/wY9zM0bQ 2014/07/02 12:08 (IE)
アベノミクスで増加中!? 「隠れ倒産」って何?
みなさんも、お暇だったら読んで下さい。
商人に対する、論破見聞です。
わしの言った通り、景気が良くなった様に見えても、
実際には見えない裏側の部分があると言うことです。
これで、全業種業績好調と語る姿の彼には笑えます。
これを彼が見たら、また得意の屁理屈でしょうか?
でもわしは、何を語られても、現実を知ってしまっている以上、
彼の屁理屈には、スルーです。
────「どういうこと??」
アベノミクスでは「3本の矢」をやりましたね。「財政出動」、「金融緩和」、それと「成長戦略」です。
「財政出動」とはつまり、国が税金を使って民間の会社に仕事を発注することです。
仕事をもらった企業は儲かり、その分人を雇います。たしかにこれは、景気対策になります。
しかしその副作用で、人材不足になりました。
特に、建設業や飲食店では、働いてくれる人がいないという人手不足が深刻になっています。
大企業でも採用に苦労することがあるようです。時給もどんどん上がり、
それでもなかなか人を雇えないと嘆く経営者もいます。
────「!! そんなことが起きているんだね……」
さらに、「金融緩和」をした結果、「円安」になりました。
円安になれば、輸出がしやすくなります。
商品を外国に売っている大企業を中心に業績が回復しました。
これだけを見ると、よかったのかもしれません。ですがその円安の副作用で、
輸入品は値段が上がりました。輸入部材を仕入れて仕事をしている人たちは、
コストが高くなったのです。
アベノミクスを実施したことで、たしかに景気が良くなりそう!
という明るい雰囲気がもたらされました。
しかし、副作用も見落としてはいけません。
そして、それが「隠れ倒産」の一因になっていることも忘れてはいけません。
「隠れ倒産」は、統計的に表れず、また周囲から見ると「自主廃業」のため、
問題が軽視されがちです。しかし、企業(特に中小企業)は、この隠れ倒産リスクに着目し、
自ら避けていかなければいけません。今後も、需要を拡大させる政策が続けば、
これらのリスクへの対応が必要不可欠になるでしょう。
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