男性 51歳
カイオを自己中心的だと言ったことはないが、彼のプレーにはまだまだ課題が多いと思う。
パスをもらってダイレクトないし1タッチで捌く比率を他の選手と比較してみればいい。カイオだけでなく今の攻撃的ポジションの選手たちは球の捌きが1テンポ以上遅く感じることが多く、だから相手を崩し切れない。柴崎が良く見えるのは球を持つ時は持てるが離す時は早いことだ。
素早く球を捌くためには味方の他の選手の位置を把握し、なおかつダイレクトに捌ける位置に身を置くことが必要だ。柴崎は小笠原との距離感を互いに保てているのも大きい。
カイオの場合ドリブルに自信がありそれが通用した初期段階はよかったが、相手のDFが警戒してドリブルが通用しなくなると弱気なパスがやたら増えた。そして迷っているとにロストしてしまう。
今はその次の段階で、球を持つのと離すのとどちらもできるようになりつつあるように見える。それはそれで素晴らしい成長だが、やはり球を受ける位置まで神経が行っているようには見えない。もらってから1にドリブル2にパスを考えるのではなく、ダイレクトに捌くためやドリブルするためのオフザボールの動きを両方できるようにならないとまだ上位相手では通用しないと思う。
浦和戦は押し込まれる展開が受ける位置を押し下げたことが幸いしたが、それを自発的にできてこそ、だと思う。