ACL速報マッチレポート
ACL出場通算6回目の鹿島は、序盤からスルーパスやサイド攻撃などで積極的にしかけ、7分にはMF遠藤康選手のFKにMFカイオ選手が合わせますが、相手GKに阻止されます。
その後もスルーパスやサイドからの低いクロスボールなどで相手バックラインの裏のスペースを狙う込みを続け、29分にはFW高崎寛之選手が左からペナルティエリアに攻め込んで右足を振り抜きますが、相手GKディーン・ブザニス選手に止められます。前半終了間際には、DF山本修斗選手がゴール前へ顔を出してゴールを狙いますが、ボールは枠の外へ流れました。
後半早々、ウェスタン・シドニーは今年1月に加入した元川崎フロンターレDF田中裕介選手が右からのシュートで鹿島ゴールを脅かします。
昨年のACL王者はこの日、左サイドから切り込むプレーで何度か鹿島DF陣にプレッシャーをかけていましたが、54分、オーストラリア代表FWトミー・ユリッチ選手が左から切り込んでゴール前へパスを送ります。これがクリアを試みた鹿島DFに当たってゴールへ入り、先制点になりました。
追いかける鹿島は65分にベテランMF本山雅志選手を交代で送り出し、攻撃の活性化を図ります。そして68分、カイオ選手が右サイドからペナルティエリアに攻め込んでゴール前へ折り返しのパスを送ると、MF土居聖真選手が右足のボレーで合わせてゴールネットを揺らし、同点にしました。
さらに鹿島は5分後、高崎選手がスルーパスに反応してシュートを放ちますが、枠を捉えることができません。その後も交代出場のFW赤崎秀平選手らが相手DFの裏を狙って動き、チャンスを探します。
84分にはDF西大伍選手が強烈なミドルを放ちますが、これはGKブザニス選手に阻止され、続くCKにDF昌子源選手が頭で合わせましたが、これもブザニスに押さえられて追加点を奪えません。
現在シーズン中のウェスタン・シドニーは、トニー・ポポヴィッチ監督が昨年のACL準々決勝での言動を受けて2試合ベンチ入り停止中でしたが、今年1月に広島から加入したMF萩洋次郎選手が攻撃を牽引し、残り10分でポジションを守備的MFからトップ下へ上げて決定機を生み出します。
86分、萩選手は左サイドからドリブルで中へ切り込んでFWマーク・ブリッジ選手にボールを預けると、鹿島DFのマークを受けながらゴール前へ詰め、ブリッジからのパスを右足でゴールに流し込みました。
なお、13年大会決勝の再演となったHグループのもう一つの試合では、同年大会覇者の広州恒大(中国)がFCソウル(韓国)を1−0で退けて、白星スタートを切りました。
さらに後半アディショナルタイムには、鹿島の最終ラインから出たパスを奪ったブリッジが萩選手とワン・ツー。ゴール前へ顔を出すと、そのまま右足で追加点を叩き込みました。