573450☆ああ 2020/02/22 01:07 (iPhone ios12.4.4)
広島でミシャが持ち込んだ3バックへの対応は確かに石井監督の時には克服した。だから、そのスタッフであった大岩が監督になってやり方が分からなくなったということはない。要は戦術的対応ができる選手をピッチに送らなかったのが潮目。戦術やフォーメーションは結局は「完成度」で比較すべきであると言われる所以である。そして、伝統的な鹿島の戦い方というのは、その完成度の穴を突く完成度を高めている。ジーコが授けた、どんな世界の強豪チームにも勝つ奇跡を起こす戦い方というのが、それだった。だから、今ザーゴ監督がやろうとしている配置的、戦術的変化は、あくまでもフォルムであって、経時的に変化する状況への対応力を高めることは、忘れてしまってはならないことだ。何しろ若く混成の今のチームに欠けているのはそこだから、優勝を決定する一戦で淡白な戦い方をしてしまっているのであるからして。