444945☆ああ 2022/04/05 17:20 (iPhone ios15.4.1)
スポーツ報知より
J2大宮の秋元利幸フットボール本部強化部長が5日、報道陣の取材に応じ、開幕8戦勝ちなしと低迷するチームの現状を語った。
3日の山口戦(0●1)に敗れ、開幕から3分け5敗と未勝利。秋元氏は「まずは失点(8戦15失点)のところが改善できていない。自陣でのプレーが多いので、敵陣でボールをコントロールしながらプレーしたい。そこを確立して、次の甲府戦(9日)でしっかり勝ち点を挙げたい。勝ち点を取り、自信を取り戻して積み上げていきたい」と語った。
直近の打開策として、GKとDFを補強を挙げた。GKは上田智也が負傷離脱し、42歳の南雄太と18歳の若林学歩のみ。Jリーグの登録ウィンドーはすでに過ぎたが、GKは負傷時などに移籍の特例措置があり、DFは育成型期限付き移籍やフリーの選手を念頭に補強を進める考えで、「常に選手をピックアップし、いろいろなことを準備したい」とした。
今季は就任2年目の霜田正浩監督を中心に「攻守において躍動感、一体感を持ち、2点取って走り勝つサッカ」を掲げてスタートした。昨オフに馬渡和彰(浦和)、河面旺成(名古屋)、翁長聖(町田)らDFラインを中心に主力が他クラブへ移籍。14人が新加入してJ1昇格を目標に掲げているが、結果が伴わない状況が続いている。
霜田監督体制の継続について問われた秋元氏は「まずは甲府戦に全てをかける」「今は霜田監督で積み上げたい。甲府戦に勝って、(次戦以降も)霜田監督で築き上げてたい」としつつ、「他の試合も含めてだが、我々としては、できる手は常に持っていないといけない。いかなる準備もしておかなければいけない」。低迷が続いた場合、監督交代を含めた決断を迫られる時期については「いろいろな候補というか、シュミレーションがある。まずは次、勝って積み上げたい」と話した。
チームの目標については「現時点ではリーグ6位以上、J1昇格を目指すことはあきらめていない」と強調。まずは1勝をつかんでチーム・選手の自信を取り戻し、一戦一戦浮上していく。