3068☆ああ 2022/06/14 18:08 (iOS15.5)
静岡県沼津市の市議会6月定例会が開会し、サッカーJ3アスルクラロ沼津のホームスタジアムの照明改修費を盛り込んだ補正予算案などが上程されました。
7日開会した沼津市議会6月定例会には、一般会計補正予算案など24の議案が上程されました。
上程された補正予算案にはJ3アスルクラロ沼津のホームスタジアム、愛鷹広域公園多目的競技場の照明設備の改修費も含まれています。
雨宮帆風記者 「本拠地の照明問題に揺れるアスルクラロ沼津。来シーズンもプレーができるのか、期限は今月末に迫っています」
アスルクラロ沼津をめぐってはホームスタジアムの照明の明るさがJリーグの基準を満たしておらず、6月末までに改修のめどがたたなければ来シーズンの出場資格を失う可能性があります。
照明設備の改修には約1億円かかり、広く支援を募った結果、寄付金やクラウドファンディングで3500万円、市の「企業版ふるさと納税」で4500万円の計8000万円が集まる見込みとなりました。
アスルクラロスルガ・渡辺隆司社長 「小さいお子さんがお小遣いを入れてくれたり、他の遠くの地域、他のクラブのサポーターからも入れていただきました。そんな一人一人の思いや願いが寄付金となって集まってきました。全部で8000万円ほど集めることができたことは、非常にありがたく思っていて深く感謝しています」
不足している2000万円について市は一般財源から捻出し、企業版ふるさと納税と合わせた6500万円を照明改修費として補正予算案に盛り込みました。
アスルクラロスルガ・渡辺隆司社長 「地元の行政・企業・地域のみなさんとの一体感のために、これからもやっていかなければいけないと痛感しております」
チームの運命を左右する補正予算案の採決は28日に行われる予定です。