160868☆ああ 2020/12/13 05:12 (d-01K)
男性
スポーツ報知より
東京五輪世代の湘南MF斉藤未月(21)が今冬にロシア1部のルビン・カザンに移籍することが同日、分かった。近日中に正式発表される見込み。
湘南の「象徴」で、東京五輪世代屈指のボランチが欧州挑戦する。複数の関係者によると、斉藤は欧州の複数クラブから獲得の打診を受けた中、ロシア1部のルビン・カザンへの移籍を決断。この日までに同クラブと湘南で大筋で合意した。自身初の海外移籍となる。
斉藤は小学5年で下部組織入りから湘南一筋。166センチと小柄ながら、強じんなフィジカルを生かしたボール奪取、前線への攻撃参加が武器の守備的MFで、昨年のU―20W杯(ポーランド)で主将を務めた。今季は新型コロナ禍の過密日程ながらチーム最多タイの31試合に出場し、攻守を支えてきた。16日の大分戦(BMWス)が本拠地でのラストマッチとなる。
ルビン・カザンはロシア1部で08、09年に2連覇した強豪。近年は中位に低迷し、今季も12日現在で16チーム中10位につける。ロシアでは今夏にF東京からロストフへ移籍した日本代表MF橋本拳人の活躍などで日本人ボランチへの期待値が高まっており、即戦力として斉藤に白羽の矢を立てた。
同クラブは、CSKAモスクワ時代に元日本代表MF本田圭佑を指導し、15~16年にロシア代表を率いたレオニード・スルツキー監督(49)が指揮。斉藤は17年に湘南のスペイン遠征時に親善試合で対戦した経験もある。幼少期からインターナショナルスクールで万田英語が得意で、海外挑戦した多くの日本人選手が直面する言葉の壁も苦にしない。
ロシアリーグは12月下旬から来年2月下旬まで冬季中断に入る。斉藤は年明けにも渡欧し、新天地でのキャンプを経て海外デビューへ準備を進めていく。