32881☆寺の坊主 2023/07/10 12:57 (Chrome)
男性
坊主が斬る
斬りがいのある試合でまとめるのに時間がかかりました、、、(選手は省略させてもらいます)
・前半、ゴラッソから失点はしましたが入りのプレスは悪くなかったと思います。秋田はFW(主に齋藤)が最初にプレスに行き青木が相手ボランチ8番をケア、3バックのボール保持に対して水谷、中村の片方がプレスをかけ3バックのボール回しに対して齋藤+サイドハーフという形をとりました。
プレスをかけたサイドのサイドバック、もしくはボランチがそれについていき相手WGBまでマークに行きます。なので守備時に秋田は3-4-1-2のような形になっていたと思います。試合時間9分10秒〜,14分〜,33分10秒のシーンが当てはまり、取りどころ自体は限定できていました。しかし、取りどころで個人技ではがされたり、取った後のミスが多く波に乗り切れません。すると熊本は、22分30秒のシーンでビルドアップの形を変更し、ボランチ8番をDFラインに吸収し4バック気味に可変し3バックの両サイドを高い位置に押し上げWGを中よりにポジションさせます。この形と最初の形を併用することにより秋田のプレスに的を絞らせず常に優位性を保ってポゼッションをされました。前半の中盤以降プレスがハマらなかった原因はこれかなと思います。
・後半、書いてくださっている方も多いですがまずは空中戦が競り勝てるようになったのが一番大きなポイントだったと思います。前半勝てなくても中村、青木、齋藤が必死に競ってくれたおかげで後半競り合いの強い梶谷、畑が競り勝ちやすくなっていました。
そして競り勝ってからの展開ですが、まず前半多かったミスが極端に減ったこと。そして、奪われた後にそこで逃がさず捕まえる守備が後半は機能していたと思います。熊本は奪った後、近くの選手を経由し逆サイドの選手に逃がすのが基本パターンですが後半
秋田は奪われた後のプレス、それに連動する選手の数と強度が前半より良くなっていました。熊本の動きが止まってからは秋田は、守備時に沖野をFWのラインまで上げ4-3-3に可変し熊本3バックに考える時間を与えず。蹴らせたロングボールに対し熊本はラインを上げきれないため秋田がセカンドを回収できたので後半秋田の時間が続いたと思います。そのタイミングで水谷がボランチに入ったことでテンポよくボールを動かし攻撃に厚みが出ました。
・なぜ3-5-1+左WGだったのかという質問に関しては選手の特性上そうなったのかなと思いました。
見ていた感じ右の島村選手は中に入ってきて大本選手の上がってくるスペースを空けて流動的に動いていたイメージですが、左の松岡選手は竹本選手がインナーラップしてくるため張っていることが多い選手です。
普段熊本は、後半20分頃にWGを交代する傾向がありますが昨日はWGを最後まで交代しませんでした。その代わりWGBの2選手を交代しました。恐らく足の止まった時間帯にもう一度ボールを自分たちで動かして運んでいくために前線とのリンク役であるWGBを交代したのでしょうが秋田の圧力が強くあまり交代による効果が得られなかったためボールを進められず、外に張る傾向にある左WGの松岡選手が孤立したのではないかと思います(あくまで推測ですが、、、)
斬りがいのある試合なので斬り切れているか不安ですが今回はこれくらいにしておきます。
個人的な意見と長文失礼しました。