542628☆ああ 2025/05/13 02:07 (iOS18.4.1)
サッカーJ1、C大阪のFW北野颯太(20)がオーストリア1部の強豪ザルツブルクから正式オファーを受けていることが12日、分かった。欧州サッカー関係者が明かした。年代別の日本代表にも選ばれてきた将来性豊かなアタッカーには、同1部のオーストリア(A)ウィーンも獲得に乗り出す可能性があり、争奪戦に発展しそうだ。
北野は今季トップ下でリーグ15試合出場で、4得点2アシストと既にキャリアハイの活躍を見せている。今季就任のパパス監督(45)が掲げる「超攻撃的サッカー」を中心で体現。速さ、技術、攻撃センスも抜群で評価が急上昇中だ。
世界中の若手にとってオーストリア1部、特に優勝17度、育成力にも定評があるザルツブルクは、ビッグクラブへの“登竜門”だ。北野と同じ下部組織からC大阪一筋だった日本代表MF南野拓実(モナコ)は同クラブから、イングランドのプレミアリーグ・リバプールへ移籍。世界屈指の点取り屋、マンチェスターCのFWハーランドもかつて在籍。同クラブでの活躍が認められれば、欧州5大リーグ(イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランス)の強豪へのステップアップも夢ではない。
現在、オーストリア1部は2試合を残してAウィーンが3位、ザルツブルクが4位。2位以内に与えられる欧州CL出場権獲得の可能性を残す。関係者は「まだ何も決まっていない」と話すが、既にザルツブルクとは接触しており、交渉は今後本格化する。
米国人の父、日本人の母を持つDFチェイス・アンリ(21)=シュツットガルト=にもオファーを出しているザルツブルクは、6月15日から始まるクラブW杯を控える。補強の重要性を考えれば早期決着もあり得る状況。かねてから海外志向の強い北野が“南野ロード”を歩むのか、決断が注目される。