No.557794
もちろん勝ちたいが、古巣にタイトルを取ってもほしい――。複雑な感情を抱えるなか、救ってくれたのは親交のあるセ大阪サポーターの言葉だった。
「セレッソの曜一朗やから。どうなろうと、おまえのプレーが楽しみなだけやから」
柿谷は「本当に気持ちが楽になって、プレーできた。その方には、この場を借りてお礼を言いたい」と涙ながらに言った。
そして、こう続けた。
「もしこの先、僕のような選手が(セレッソから)移籍して、憎しみのような感情があったとしても優しく声をかけてあげてほしい。セレッソで育った子らは、どんなことがあっても、セレッソが好きやから」