サポーターが熱狂的だからスポンサー増えるとか訳分からん
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北海道コンサドーレ札幌、J2降格もスポンサーが増加・主力残留のワケ
https://news.biglobe.ne.jp/sports/0213/fbt_250213_8421625164.html
今冬、札幌は主力選手の放出を最小限に抑えることに成功している。さらに、数多くのスポンサー企業が契約を継続。驚くことに新規スポンサー企業も増え続けている。ここでは、J2降格にもかかわらずスポンサー企業が増加している理由や主力選手残留の要因について考察する。
スポンサー企業を愛する札幌サポーター
札幌のサポーターには、他クラブのサポーターに比べ突出していると感じる要素がある。それはスポンサー企業を想う顧客ロイヤリティ(※)の高さだ。SNSでは日々、札幌のスポンサー企業である『サッポロビール株式会社』の看板商品CLASSICで乾杯する姿や、冠婚葬祭事業を展開する『株式会社あいプラン』でウェディングフォトを撮影する様子、遠征時に『日本航空(JAL)』を利用する姿などが多く発信されている。
2013シーズン、当時J2だった札幌のホーム最終戦後には「空港まではJR」「乾杯はCLASSIC」「日本の翼、札幌の翼JAL」「遠征はJALで行こう」などスポンサー企業名を取り入れた横断幕が掲示された。サポーターが掲げる横断幕やボードは、成績が悪いチームやフロントに向けてのメッセージが大一番での試合前に掲げられるのが一般的だが、スポンサー企業を意識した掲示は筆者が知る限り札幌のサポーターが「初」ではないだろうか。このような顧客ロイヤリティの高さが、降格してもなお新規スポンサーを獲得できている要因であると考える。
これまで、どんなに厳しい状況が訪れようとも熱狂的に応援し続けたサポーターたち。そんな姿を見て、撤退せず支援し続けることを決めた企業や他クラブから好条件オファーを受けながらも残留を決意した選手が多いのではないだろうか。
1年でのJ1復帰を目指す札幌。2025シーズンは2月16日14時開始の大分トリニータ戦で幕を開ける。アウェイ(クラサスドーム大分)にも多くの札幌サポーターが駆け付けることだろう。