仮にピオヴァッカリを獲得できたとしても、チームへのフィット次第(マッシモはそんなにすぐに彼を使うとは思えない)では、せいぜいリーグ終盤の1、2ヶ月くらいしか使うことができず、それだって現状は途中出場が有力なわけで、果たしてここで無理してまで彼を獲得することが、どのくらいのメリットがあるかにもよるでしょう。
メリットとしては、チームに早く馴染むことで、来季に向けては計算できる戦力としてシーズン最初から考えることができる点。
極端な話、今季に関しては彼に日本のサッカーに慣れさせると考えてもいいのかと。彼がフリーのままで試合勘を鈍らせて来季に入るよりも、チームに所属して練習や試合を通じて、東京のサッカーを理解してもらった方がいいと思うし、また日本の生活や文化に早く適応してもらう点でも、公私ともにベターのようにも思う。
逆に不安としては、彼が加入することで、当然余剰人員となる選手が出てくるわけで、8月15日前までに今後の見通しがはっきりしないと、そういった選手をレンタルに出すこともできないし、残りのシーズンの考えたら、ピオヴァッカリの調子次第では戦力ダウンになり得ることもある。
新加入の選手が即戦力として計算できなければ、今後上位争いしていく上で、強みにもならないし、そうなると無理して獲る必要性があるのかとなってくる。
欧州では、移籍期限ギリギリに大型移籍が成立する話を聞くけど、やはり日本とは選手のレベルが違うし、それだけチームの結果を左右するだけの選手が動くわけで、そうしたことがあり得るけど、日本だとどちらかというと、「補充」という感じですしね。
使えるお金も限られているし、さすがにそこで大物を呼ぶという発想にはならないですね。