椋原の現状とマッシモが監督になってから登用された若手を見ると、マッシモ以前の東京というのは、実に若手を育てるのが下手なチームだったなと思う。
それはユースから昇格した選手や高卒で入団した選手がほとんど定着しなかったことからも明らかといえる。
結局監督が結果重視のために、戦力として計算できない経験の浅い若手を使うことをためらった事と、東京はずっと日本人監督できたから、若手選手の入団前からの情報を何らかの形で耳にしているから、どうしても起用するにあたっても先入観を持ってしまって、その選手の使い方を型にはめてしまっていたところがあったと思う。
選手も選手で、監督から信頼されていない事で、モチベーションも下がり、意識も低くなるから、伸び悩んでしまう。椋原もそういう選手の典型なのかと思う。選手は伸びる時期に実戦経験や適正な競争の中に身を置いてないと、思ったほどの成長はできないと思うし、それが東京では若手の台頭を妨げていたのだと思う。
そういう意味では、そうした機会に恵まれなかった事は、かわいそうには思うけど、でも梶山も、権田も、米本も、同じような状況の中でも、自分というものを出して、チャンスを得て若くしてポジションを掴んでいるわけで、プロとしてやっている以上、それは言い訳になってしまう。
それまでプロで培ってきた中で、自分は何で勝負するのかというものをはっきりさせないと、本当にこのままだと埋もれていきかねないと思う。
昨日の椋原のプレーからは、それが見えてこなかったですね。