51840☆日吉 2015/11/03 01:25 (Chrome)
男性 秘密歳
川崎フロンターレ物語Part1(これは1サポーターの妄想です)
人々はそのスタジアムを「天空の城」と呼んだ。
地上約8階の高さにそびえたつこのスタジアムは東急武蔵小杉駅に直結、武蔵小杉の高層マンション群上層階からはスタジアムが覗き込める。
収容人数63000人、今後改築を見込みながら14万人までの収容を拡張によって可能にできる。
正式名称「東急武蔵小杉等々力劇場スタジアム」。
東急電鉄、川崎市、川崎フロンターレ、そして中原区の人々が力を合わせて作り上げたJリーグ35年の歴史の結晶だ。
企業、行政、地域住民、そしてチームが一つにならなければ、このスタジアムの完成はなかったと言える。
地下は12階まであり駐車場として国内最大の1万台を収容、試合開催時には綱島街道と府中街道から多くのクルマがなだれ込む。
鉄道では東急線、南武線から多くのサポーターがスタジアムと武蔵小杉の町に押しかける。
2022年着工、2025年竣工、こけらおとしは2025年開幕戦川崎フロンターレvs横浜FM。
試合は攻撃を伝統とするフロンターレが3対0でマリノスを破りこのスタジアムのスタートに花を添えた。
このスタジアムをホームとする川崎フロンターレ監督、中村憲剛は語る。
「自分がフロンターレに入団したときはこんなスタジアムができるなんで思わなかった。等々力もすばらしいスタジアムだったが
丸子や元住吉を含めた武蔵小杉全体がフロンターレを応援することで作り上げる雰囲気は等々力以上。」
いまや新国立を抜き国内No1スタジアムの名を欲しいままにしている。
フロンターレは201X年の初タイトルを皮切りに持ち前の攻撃サッカーでタイトルを重ね、その数は鹿島についで磐田と並び7つ。
「このスタジアムにふさわしい攻撃サッカーでタイトルを重ねながらフロンターレを国内No1のチームにしていく」と監督の中村憲剛が語れば、
「川崎の攻撃サッカーを牽引してきたのは僕。このチームから僕の記録を破る選手が現れてほしい。」とJリーグ最多288ゴールの記録を持つ
ヘッドコーチの大久保嘉人も鼻息が荒い。
2030年に日本開催が決まったワールドカップ。その決勝の舞台に名乗りを上げたこのスタジアムと川崎フロンターレ、武蔵小杉から今、目が離せない。
2026年8月23日 東スポ記事