ガンバ不穏逆転負け…宇佐美、長谷川監督を無視「あそこからだった」
サンケイスポーツ 7月16日 7時0分配信
明治安田J1第2ステージ第2節(15日、名古屋3*2G大阪、パロ瑞穂)G大阪は敵地で名古屋に2点リードから逆転負け。年間総合順位でも4位に後退した。日本代表FW宇佐美貴史(23)は後半24分に交代を命じられ、長谷川健太監督(49)が苦言を呈する事態。不安いっぱいの黒星になった。第1ステージ優勝の浦和は山形と0*0で引き分けたが、開幕からの連続負けなしを19試合に伸ばした。
エースが仕事を果たせず退くと屈辱的な敗戦が待っていた。FW宇佐美が不発のまま2*1の後半24分に交代した後、2点を失って逆転負け。不穏な空気が漂う痛恨の一敗だ。
「まだまだあそこからだったので…。交代して満足する選手はいない」
宇佐美はぶ然としていた。前半30分で2点リードし、快勝ムードだったが、後半4分に失点すると状況が一変。名古屋に主導権を握られ始めた。同30分にPKを献上して追いつかれると、勢いに飲まれるままに同36分に3点目を奪われた。
今季初の逆転負けに、ワーストの3失点。それ以上に不穏な空気が漂ったのはエースの仕事ぶりだ。長谷川監督は「永井や川又のように、名古屋のFWの一生懸命さを見習わないといけない」とコメント。相手FWは、G大阪がDFラインでパスをつなぐ際に全力で追いかけ回してきたのに対し、宇佐美の前線での守備に不満をあらわにした。
後半18分にはベンチ前に給水に来たところで指示を出したが、ろくに足を止めずにピッチに戻ろうとしたため、ユニホームをつかんで引き戻し、きつく言い聞かせた。それでも改善が見られず、6分後に交代を命じた。「点を取ってやろうというのがあったのかもしれないが、後ろを助けようという気持ちがほしかった」と指揮官。宇佐美は退いた際に長谷川監督と握手しないままベンチに直行。不協和音が生じたチームはその後に逆転を許した。