1019416☆ああ 2024/01/15 22:37 (iOS16.6.1)
■試合中に感じた「早く帰りたい」
山本にとって川崎は、三笘と旗手が所属していたクラブであるだけでなく、プロ1年目から壁として立ちはだかったチームだった。2020年11月25日に行われた等々力でのゲームは、ホームチームが勝てばJ1優勝が決まるという大一番。この試合に、山本は先発出場している。
この年に関西学院大学からG大阪に入団すると、1年目にしてJ1リーグ27試合に出場。個人としては成長を手にし、チームとしても2位のままリーグ戦を推移した中で迎えた試合だったが、結果は0-5での大敗。目の前のチームの笑顔が、自分が抱える悔しさを際立たせた。そればかりか、その試合の途中のピッチ上で「早く帰りたい」とまで思っていた。
「“優勝できるんじゃないか”みたいな気持ちがあった中で、川崎さんが優勝されて、やっぱ甘くないんだなっていうのは感じましたし、タイトルを取るっていうことの難しさっていうのもそこで知りました」
こんな選手移籍して良かったわ。