1119435☆ああ 2025/01/07 00:32 (iOS18.2)
名古屋が今季新戦力としてサウジアラビア1部アル・タアーウンMFマテウス・カストロ(30)獲得に乗り出していることが6日、分かった。複数のブラジルサッカー関係者によるとすでに正式オファーを提示し、クラブ間で交渉中。成立すれば23年夏以来1年半ぶりの古巣復帰となる。
マテウス・カストロは左利きのドリブラーで、シュートもパスも世界級。守備での献身性も高く、計4年間の名古屋在籍時は公式戦173試合48得点29アシストをマークし、21年のルヴァン杯優勝に貢献した。24年3月にアキレス腱断裂の大怪我を負ったが、昨年10月に復帰。柏FW細谷、神戸FW武藤の獲得はできなかったが、遜色ない実力の持ち主だ。日本サッカーの特徴や長谷川健太監督のサッカーも熟知し、融合には問題ない。
チームはこの日、豊田市内で始動。昨季限りで退団したGKランゲラックの後釜として期待される元日本代表GKダニエル・シュミットも参加した。攻撃のラストピースとして、クラッキ(名手)の交渉の行方に注目が集まる。
◇マテウス・カストロ 1994年9月11日生まれ、ブラジル・バイーア州の30歳。14年8月にバイーアからJ2大宮へ期限付き移籍で加入。19年に名古屋へ完全移籍。同年夏に横浜へ期限付き移籍しリーグ制覇に貢献。20年に名古屋に復帰し23年夏にアル・タアーウンへ完全移籍。J1通算189試合39得点。1メートル67、71キロ。左利き。