ローマ、ナポリも監督を替えても崩れていませんし、ユーベも監督を替えたことでさらに成績をのばしました。サッリもガルシアもまだ世界的な名将とは言えないかもしれませんがCL圏内を維持しました。アッレグリはミランを首になったが、コンテが急に去ったユーベを優勝させ続けている。
コンテはけっして国際的には一流とは言えない選手が多かった状況でも、マロッタとパラティッチ(若いけれど優秀な移籍担当です)とともに、要所要所で移籍金がさほどかからないが、力のある選手を選んできてチームのベースを再構築した。(ユーベの場合は伝統的に地味だけれど戦える精神がありますが)
ミランを首になったアッレグリがユーベで結果を出し続けているのはユーベの総合力が高いこと、相対的にミランのそれが下がっていることを表していると思います。
マロッタはコンテの性格を分かっていたので水面下で準備をしていたとかいないとか。現に数日で就任が決まったかと思います。ティフォージが強く反対した中でも判断を誤らなかった。
“暫定監督”なのに選手選考をしなくていはいけない状況は誰にとっても得にならない。
いい監督を選ぶこと、コミュニケーションをとり孤立しないように支えること。選択を間違えた場合は、任命者責任を考慮する。
ただし監督を替えることがチームの浮上の契機になることはあると思いますが、またそうであってほしいと思いますが、インテルの仕事はそんなに単純ではないとも思います。
結果を残してくれた監督のサイクルが終わったあとの切替を計画的に、チームの骨子の維持とそれとの相性(そもそもの確固とした骨子を作っておかなければいけない)を考えて人事を組まないといけません。
ユーベはこれで失速するだろうと皮算用をして人もいたかもしれません。監督選びは名前だけではなくチームの考えとの相性、性格を考慮する。これはフロントの最も重要な仕事かもしれません。