16517☆えくとる 2022/03/02 23:36 (iPhone ios15.3.1)
最近の不調の分析
ベースはアタランタ戦でやられたのと同じ形。ブロゾビッチを自由にさせずこちらの最終ラインまで積極的にプレスをかけられるパターン。ここまで前からプレスに来られるということは、うちのFW二枚は基本的に相手CB二枚か三枚にマークされているということ。つまりここが薄いので狙い目。だから前半戦のインテルはWBからダイレクトにFW目掛けて長めの縦パスを入れてそこから崩していこうとしていた。多少アバウトなボールでもマークが少ないため上手くいくことも多かった。それが最近では段々と読まれてきてそこで潰されることが多くなってきた。疲労によるポストの精度の低下や中盤のサポートの遅さも要因だろう。読まれて潰されるということは相手DFとうちのFWとの距離が非常に近いということ。こういう時、普通はDFラインの背後をとるなどして、ある程度距離を取らないと危険であることを分からせるのがセオリーである。しかし、うちのFWは足が速くない。サンチェスやコレアはともかくジェコとラウタロは遅い部類だ。裏を取ったとしてもすぐ追いつかれるしそこからのドリブルも上手くない。ルカクは一旦裏を取ればあのスピードとフィジカルを使って容易にバイタルまで運ぶことができたが彼はもういない。通常インテルクラスの強豪の2トップをCB2枚でマークするのはとても骨の折れる作業であるはずだが、上記の理由から相手CBは殆どストレスなくプレー出来ている。クリバリやファンダイクやトモリのようにスピードのあるCBからしたらやられる気がしないレベルではないだろうか。コレアはそこそこスピードもあり相手を抜くドリブルも出来るのでこの現状を打破できる可能性がある。或いはチームとしてのプランBをインザーギが提供することができるかが終盤に向けての鍵になるのではないでしょうか。