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「本能のハイキック!」第1回のオープニングで事件は起こった。
初めてのバラエティ出演と生放送による緊張のため、ハキハキと話せない当時19歳の田中に対し、加藤は「『私だけは声を張らないわよ』的な感じ?」「なんでここにいるの?」と厳しい発言を続けたのだ。
田中の顔はみるみる凍りつき、共演者が「いやいや、(田中さんは)必要ですよ」とフォローするものの、そのまま番組は終了。
放送翌日、番組ディレクターが話を聞くと、田中は「本番中どうしていいかわからなくて、バラエティが怖くて仕方ないんです」と泣きながら本音を明かし、降板を申し入れたという。
結局、田中はレギュラーだったはずが、初回に出演しただけで降板することになった。
第2回の放送で田中の降板が報告されると、加藤は「なにを真に受けてんの、バカじゃねえの? モデルってさ」「バラエティのルールしらねえヤツがテレビに出るんじゃねえ、バカ野郎が」と田中に向けて罵声を浴びせる始末だった。
この放送を見た田中は、恐怖のあまり数年間はバラエティ番組に出演することが出来なかったという。