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しかし、カズはあまりに長くこの世界にとどまりすぎてしまったのではないのだろうか。2019年からクラブを指揮した下平隆宏監督も、今年4月に就任した早川知伸監督もカズより年下だ。もはや誰も引退勧告してくれる人もいないし、これまでの功績を考えれば本当の意味で「指導」できる存在はいないだろう。
あまりに日本サッカー界にとって巨大広告塔になりすぎてしまったその存在は、これから未来に何をもたらしてくれるのか。ピッチに立てる人数は限られている。
もちろん彼の生き様は尊重されるべきだが、昨季はリーグ戦4試合、今季に至っては1秒しか出場時間のない選手が「1枠」を埋めていること、若手の成長の機会を奪いかねないということをしっかりと考えていかなければいけない。
リーグ誕生から早30年。イニエスタがやってきた。W杯得点王ヴィジャがやってきた。しかし、その理由がもし、「老後を過ごせるリーグだ」という触れ込みによるものだとしたら?答えはCM2の後で。