現役引退、元日本代表DF槙野智章「ヴィッセル神戸に来ないと分からなかったことを経験できた」
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――神戸にいたからこそ得られたものというのはありましたか?
これまで一緒にやってきた日本代表、元日本代表の選手たちとまた一緒に集結して日常をともにできたこと、ピッチで一緒にバトルできたこと、そしてアンドレス・イニエスタ選手と一緒にプレーできたことは、僕にとって、ものすごい財産です。
その一方で、何よりも今シーズン、苦しい思いをしてきました。今までプロサッカー人生の中で、こんなにも苦しくて、こんなにもつらい1年を過ごしたことはなかった。ただ、そこで自分が引退するまでに、経験したことのないことを経験できない(まま終わる)より、たくさんの良くないところも経験できたことも、僕にとって、ものすごく財産になりました。これはヴィッセル神戸に来ないと分からなかったことでもあります。いろんな指導者、いろんな選手たちと触れ合うことで、こういうサッカーのアプローチの仕方がいいのかとか、必要なのかというのも感じられたのも、すごく良かったので。この神戸に来た1年間というのは、僕にとって1年以上のもの、濃いものになったかなと思います。