小林は割り切るしかなかった。
「そのタイミングで僕を呼んでくれたのが、ミシャ(ミハイロ・ペトロヴィッチ=現名古屋監督)でした。ミシャが率いていた札幌へ行くことになり、僕としても新たなチャレンジに燃えていました」
3年前に思いを馳せる小林。ところが、希望は瞬く間に打ち砕かれてしまう。小林はチェ・ヨンス監督に直々に呼ばれながら使われなくなった江原FCと同じような道を辿ることになったのだ。
「2023年1月頭に札幌に合流して、沖縄キャンプから始まったんですけど、監督は自分が認めている選手以外のよさをあまり見ようとしないように僕には感じられました。『あれがダメ』『これがダメ』と言われ、『自分がいる意味があるのかな』と疑問が湧き上がってきて、メチャクチャ高かったモチベーションが徐々に下がってしまったのが正直なところです。
監督と強化部の意思で僕を取ってくれたはずなのに、なんでそんな扱いを受けるのか、ホントに謎でしかなかった。途方に暮れる日々でした」
包み隠すことなく事実を打ち明けた小林。仮に意思疎通のズレがあったとしても、強化担当やコーチングスタッフが立ち合って、しっかりとお互いの理解を深める努力をすれば、大きな溝にならずに済むケースも多い。けれども、このときの札幌はそういったサポートが足りなかったようだ
札幌でも浦和でも広島でも、最終的にスタメン固定に走って低迷してるんだよね。名古屋はこの点注意した方が良いかも。