1207314☆おお 2025/12/12 19:24 (Android)
官民でつくる「大分トリニータを支える県民会議」(首藤文彦会長)の役員会が12日、県庁であった。副会長の佐藤樹一郎知事ら役員11人とクラブを運営する大分フットボールクラブの小沢正風社長が出席。来季もチームを支援する方針を確認した。
佐藤知事が「県民はJ1昇格を期待している。チームをサポートする体制を整えたい」とあいさつ。以降は非公開で今季を振り返り、来季の支援策を話し合った。
首藤会長は「トリニータは県民の宝。県民、経済界、行政が三位一体となって支援したい」と話した。
■補強や物価高で遠征費かさむ
役員会終了後、小沢社長が取材に応じ、今期(第28期、2月から来年1月)の決算が赤字になる見通しを示した。
シーズン中に4人を補強し、物価高で遠征費がかさんだのが要因。ホーム戦の入場者数は昨季を上回った。
小沢社長は「経営危機や債務超過の恐れは全くない。今後もチームを強化しつつ、経営面でも利益を積み上げていきたい」と話した。