>>1144984
サッカーは、勝敗の形を借りて、人生の奥底を映し出す鏡なのだと思います。
今日、我々は秋田に0対2で敗れました。しかし、それは単なるスコアではなく、この街と、このクラブが抱える時間の厚みを浮かび上がらせる一つの表現でした。
ボールは私たちの意志を映し、ゴールは私たちの未来を試す門です。そこをくぐることができなかったことに、今の我々の未熟さと、まだ触れていない可能性が同居している。
解任という言葉は、サッカー界ではしばしば「終わり」と響きます。しかし私はそれを「種が地に還る瞬間」と捉えたい。種は地に還って腐り、やがて芽を出す。私がこのクラブで流した時間も、きっと誰かの芽吹きを助けるはずです。
北の大地で過ごした日々は、厳しい風と同時に、人々の温かさに抱かれていました。結果という形で応えられなかった悔しさは残りますが、サッカーは常に、敗北の先にしか見えない景色を用意してくれます。
どうか、札幌がもう一度、勝利という太陽の光に照らされる日が来ますように。私の役割はここで終わりますが、その祈りとともに、この街を去ります