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今治では主戦場とするボランチやトップ下を任せられた。慣れ親しんだ定位置での出場だったが、プレースタイルには大きな変化があった。
安井は、今季より今治からJ1名古屋グランパスに移籍したFWマルクス・ヴィニシウスの存在が大きかったと明かした。
「(ヴィニシウスは)あれだけシュートを打っていたら、得点も決まるよなと思いました。それと同時に、自分も彼くらいシュートを打たないと、得点を入れられないとも感じた…。そのためには、パスをするよりも自分で行く姿勢が必要。シンプルな話なんですけど、そこでどれだけ逃げずに挑み続けられるかが、本当に大事だと感じました」
昨季17ゴールを記録し、J2得点ランキングで2位となったヴィニシウス。ブラジル人ストライカーはやや強引ともとれるゴールへの執念で、相手ネットを揺らし続けていた。
もともとはゴール前でのアシストや味方を生かすプレーで勝負してきた安井だったが、今治での日々とヴィニシウスの存在がプレースタイルを変化させていく。
「とにかく自分が決めるマインドでやっていました。いままでの自分だったら、正直そこまでは思っていない。だけど、結果を出さなきゃ意味がない世界なので。だからこそ、結果を人に任せるべきじゃないし、自分でやらなきゃ意味がないと思いました」
アシストや、チャンスメイクにつながる場面でも、自分で積極的にゴールを奪いに行く。それほどの“エゴ”を持たなければ、この世界で生き抜いていけないと感じた。