西スポ記事
長いけど貼っとくね
J1アビスパ福岡のMF見木友哉(28)は、感謝を胸に古巣の千葉とのプレーオフに臨む。約4年半在籍し、飛躍への礎を築いたクラブなだけに、思いは特別だ。第1戦は30日にホームのベスト電器スタジアム、第2戦は6月6日にアウェーのフクダ電子アリーナで実施。千葉時代の恩師や関係者、サポーターの前で、ゴールを狙う。
見木はいつも通り淡々とした口調ながら、ひと言、ひと言に熱い思いがにじみ出た。特別指定選手だった関東学院大時代から2023年まで所属し、背番号10も背負った。当時から指揮を執る小林慶行監督や、坂本將貴ヘッドコーチの元で大きな飛躍を遂げただけに、「本当にお世話になった2人に成長を見せたい」と決意を語る。
自身のプロ2年目にコーチとして就任し、在籍最終年の23年から指揮を執る小林監督に対して、親しみを込めて「慶行さん」と呼び、「めちゃくちゃ感謝している」と語る。特にコーチ時代はサッカー談議に花を咲かせたという。ともに攻撃的なサッカーを志向し、「サッカー観が似ているようなところがあった。海外サッカーはどこを見ているとか、『どこが面白いですよ』とか、話が合う部分があった。監督になってからは話す機会が減ったけど、信頼して評価してくれた」と懐かしむ。
坂本コーチとは、今の代名詞とも言えるミドルシュートをともに磨いた。4年目にそれまでのトップ下からボランチにコンバートされると、今までよりもゴールから遠い位置でシュートを狙う機会が増えた。全体練習後の個人練習で坂本コーチに手伝ってもらいながらさまざまな角度やシチュエーションを設定してシュート練習を繰り返した。今季の2得点はいずれもペナルティーエリア外からのミドル弾。特に4月29日の広島戦で決めた一撃は4月のベストゴールに選出された。ミドルは徹底マークが予想されるが、「千葉の試合を見ていても、空くときは空く。狙えなくはない」と力を込める。福岡の大黒柱として、勝利に導く一撃を追い求める。