4737☆ああ 2025/04/18 05:59 (Chrome)
Jリーグが秋春制に移行する26―27年シーズンからの創設を目指すU―21(21歳以下)リーグに、J1、J2の13クラブが参加を検討していることが17日、分かった。現状ではJ1で浦和、FC東京、東京V、川崎、名古屋、G大阪、C大阪、神戸、岡山の9クラブ、J2は札幌、磐田、鳥栖、長崎の4クラブ。今後は正式な参加表明の提出を経て、5月のJリーグ理事会での決議を目指す。
U―21リーグ創設は、プロ入り後に出場機会をつかむことが難しい19〜21歳や18歳以下の有望な選手に、真剣勝負の場を設ける狙い。日本は世界に比べて、同年代のプレー機会の少なさが課題だった。イングランドでも21歳以下のリーグを実施しており、Jリーグ関係者は新リーグは「世界トップクラスのリーグを目指すための一つの策」と明かした。
Jリーグでも、16年からFC東京、G大阪、C大阪のU―23チームがJ3に参戦し、現在の日本代表を担うMF久保建英(当時FC東京)やMF堂安律、FW中村敬斗(当時ともにG大阪)らがプレー。しかし運営面の問題もあり、20年限りで終了した。
新リーグが13クラブで創設となれば、東西を2グループ(6、7クラブ)に分けてのリーグ戦、各グループ上位がぶつかるチャンピオンシップも行う見込み。オーバーエージ(21歳以上)の参加や、将来的には上位クラブによるJ3への参入なども検討されており、新たな若手育成の場として期待がかかる。