10439☆ken.i 2015/08/30 13:50 (Chrome)
隅田 凛
82〜83分頃、北朝鮮の選手と頭と頭がぶつかる形で倒れました。(相手の選手にはイエローカードが出されています。)ただし担架で運ばれることもなく、歩いてピッチを出たし、ピッチの外で治療を受けるでもなく、立ったままスタッフと話していました。ピッチに戻るかと思いましたが、大事をとったのでしょう。U20出場をかけた一戦であれば復帰したかもしれませんが、冷静な判断でしたね。
今大会は、結局準決勝と決勝をライブで見ましたが(あやしいプロキシサイトで変なウィルスに感染するかとびくびく)、韓国は終始引いて守りを固める戦術、北朝鮮でさえ決勝の前半はそうでした。その中で日本チームは10人になっても、どれだけ劣勢に立たされても、攻撃の姿勢を続けたことは、選手の成長を考えても非常に良かったと思います。
一方では冷静な判断、一方では選手を成長されるための厳しい要求。高倉監督の手腕に期待しましょう。
10434☆ken.i 2015/08/30 00:17 (Chrome)
優勝
でも、苦しい、苦しい、苦しすぎる試合でした。
日本 0−0 北朝鮮
PK戦:日本 4−2 北朝鮮
日本のスタメンは、
平尾
宮川−乗松−市瀬−北川
松原−杉田−三浦−長谷川
小林−籾木
準決勝の韓国戦からは、清水、隅田、西田が抜けて宮川、三浦、松原が入る。2人のベレーザの代わりにメニーナが入ったのだから、U20出場を決めた高倉監督は、勝負よりも、若い選手に経験を積ませようと考えられたのでしょう。
それでも前半は日本が圧倒。完全にボールを支配し、北朝鮮サイドでばかりプレーが進みます。ハーフタイムのシュート数は、日本10、北朝鮮1。ここまで抜群の攻撃力見せていた北朝鮮が、この試合は深く引いての全員守備で耐える。
日本 0−0 北朝鮮
後半になると様相が一変。(一体なにが変わったのだろう?)日本は中盤をまったく支配できなくなり、攻めるのは北朝鮮ばかり。いつもながら日本を勝たせたくない観衆の声援を受けて日本ゴールに迫る。得点が入ってもおかしくない場面が何度あったことか。日本を救ったのはGK平尾。ホープ・ソロでも乗り移ったかという超絶セーブを連発してゴールを許さない。90分が終り、延長戦へ。
日本 0−0 北朝鮮
延長前半はまた日本が盛り返す。もっとも両チーム疲労が激しく、味方のパスに追いつけない選手が続出。延長前半もノーゴール。
日本 0−0 北朝鮮
延長後半は北朝鮮が最後の猛攻をかけ日本のゴールを襲うが、平尾が立ちはだかる。(ロンドン五輪フランス戦の福元を思い出した。)延長後半もノーゴールでPK戦へ。
日本 0−0 北朝鮮
120分のシュート数は、日本17、北朝鮮21。つまりハーフタイム以後は、日本7、北朝鮮20。
そしてPK戦も平尾が輝きました。北朝鮮の3人目を止め、動揺した北朝鮮は4人目がシュートを外す。日本は、西田、三浦、小林、北川がすべてPKを決めて優勝。
思えば、このチームの選手の多くが昨年のU17にいたわけですが、U17W杯の出場権を争う2年前のアジア選手権も北朝鮮との決勝で、最後はPK戦の勝利でした。その後、このチームはU17本番でスペイン、パラグアイ、ニュージーランド、メキシコ、ベネスエラ、再度のスペインにすべて圧勝して優勝し、U19となった今年の6月には、アメリカ、ブラジル、メキシコを寄せ付けない強さを示しました。
その日本をまたも苦しめたのが北朝鮮。W杯や五輪の本大会では、いつも日本と当たる前に欧米勢にやられて消えるのですが。