13866☆蕎麦 2016/10/03 04:08 (re)
今起きて途中から見てるけど、田中美奈のヘディング、滞空時間も長いし高さもあって、綺麗に決まったね。思わず「おっ!」と言ってしまった(笑)
ベレーザは前線の選手にスピードがあって、こぼれ玉に対するチェックが早い。その勢いを上手く波に乗せて得点に繋げてる印象かな。
反して新潟はテクニックはあるので、形を創ろうとしてるが、どうも途中で潰されてしまう。いわゆるスモールサッカーだね。局所的な戦いに拘り過ぎて、ダイナミックなサッカーになってない。なので、チェックされ易くて、突破口を探すだけで時間を使ってしまう。
ベレーザは中盤で相手ボールホルダーを絞れば、そんなに怖い場面は作られてないので、精神的にも体力的にもそれほど負荷が掛かってない。それゆえ頭もすっきりしていて、前線の選手がのびのびプレーしてる。何よりカウンター時、ここはチャンスとなれば全員が疑わずに走れていることが、迷いが証。思考と身体が一致していて、その抵抗ない中でリズムをもたらしてる。
新潟は頭が混乱してる。失点の重みからか視野が狭まり、突破口も見つからないために選手個々が自分のテクニックに頼るしかなく、その場その場の対処に追われ、場当たり的な時間を過さざるを得なくなってる。
サッカーという競技に、一つ新ルールを設けて貰えたらおもしろい。ハーフタイム以外に前後半に各一回ずつ、作戦タイムがあれば修正できると思う。まあ、冗談だけど。
そんなルールは作れないので、選手たちが自分で修正する思考力を身につけるか、もしくはファールを上手く使って、30秒ほどの時間をわざと演出し、話し合いをすること。自分たちでゲームを創るという試みを、試合の中で試行錯誤することが出来れば、もっと変化にとんだサッカーができると思う。
試合前に一つの戦術を敷き、それを1試合を通して最後までやり続けるだけなら、それがハマればいいが、ハマらない時は最初から最後まで後手を踏むことになる。そうならない為の「変化」を身につけたら、おもしろくなると思う。