17968☆ken.i 2019/06/30 21:57 (Chrome)
高倉監督が袋叩きにされてるようなので、少し異議をはさませてください。
高倉氏が監督に任命されたとき、一番に求められたのは、なでしこの世代交代を起こすことで、勝つことはその次だったのでは?
その背景には佐々木監督時代があります。佐々木監督は2011年の世界一メンバーを大切にするあまり、新しい選手にほとんどチャンスを与えず、結果として日本の新戦力台頭は世界よりも周回遅れになりました。
それでも勝ってるあいだはよかったのです。ところがリオ五輪予選でそのベテランチームが敗れた。それも平均年齢がはるかに若いオーストラリアや中国に完敗したことで、JFAはなでしこの将来に危機意識をもったはずです。
U17やU20の結果を見れば日本の若手選手が世界最強クラスなのは間違いありません。彼女らを中心に新生なでしこを立ち上げることこそ、高倉監督に託された最重要課題ではないでしょうか?
そのことは高倉監督自身の経歴が物語ります。なでしこジャパン就任以前に高倉氏が監督を務めたのは、2014に世界一になったU17のようなアンダー世代のチームばかりです。はじめて指揮する「大人のチーム」がいきなりフル代表のナショナルチームなんて常識ではありえないでしょう。もしも、勝つことが第一目標ならば、です。
そう考えると、高倉監督への評価は、どれだけ新しい選手を戦力として台頭させたか、という視点でなされるべきではないでしょうか。もし、そのこと自体が間違っているというなら、高倉監督よりもJFAの戦略を批判するべきと思います。
17967☆正義?の士 2019/06/30 13:11 (Chrome)
男性
高倉監督の人間性
ちょっとくどいですが、知っている話を書きます。
あるマッチで田中美南と岩淵がツートップ(おそらく代表戦)の終盤、FW交代の声がかかり、田中はバテバテの岩淵と思ったが、交代は田中だったそう。そこで交代の時か試合後に「なんで私なんですか?」と聞いたという。それ以来美南には声がかからないという。
次に、今回のW杯直前BS-NHKでW杯の特番があった。司会者に「高倉さんてどんな人ですか?」と振られた望月コーチ(佐々木監督時代の女子コーチ)は、「怖い人です。ある時彼女の遅刻を指摘したら、1年間口をきいてもらえなかった」とコメントした。勇気ある発言である。番組・高倉によいしょしたいもう一人のゲストの大竹は、いい人ですよとフォローしていたが。
勿論監督にチーム作りの主導権があってよい。ただ執念深さや依怙贔屓はほどほどにすべきだ。漏れた選手にも、チーム、家族、ファンがおり、どんなにがっかりしているか。また日本サッカー協会には、国のカネも投入されている(はずだ)。オリンピックには間違いなく強化費が出される。日本の期待も一心に担っている。そういった立場にある人は、ビジョン、公平性を持った人であってほしい。監督再考にはぎりぎりで、しかも良いタイミングですよ。