栃木SC財政状況(ソース:下野新聞)
深刻な財政難に陥ったサッカーJ2の栃木SC(中津正修社長)は26日夜、臨時取締役会を開き、2014年度から3カ年の経営改善計画を策定した。14年度は1億6千万円の支出削減で6千万円の単年度黒字を見込むが、リーグ参加資格の取得に必要な債務超過解消のめどは立っていないため、今後新たな増資を含めた方策を検討する。
栃木SCがJ2に参入した09年度から5年間の中期計画が本年度で終了することに加え、財務状況の悪化に伴い早期の経営改善が必要となったため策定された。財政健全化とクラブの目指すべき方向性、Jリーグが義務付けた練習場やスタジアム整備への対応が柱。
このうち14年度収入は13年度比2千万円減の7億9千万円を見込む。支出は選手人件費を1億1千万円減らし試合運営費、トップチーム運営費、チケット事業費を数千万円単位で削減、総額で7億3千万円に抑える。
同計画では役員で10パーセント、部長級で7パーセントの給与カットの継続を決定。ただ、債務超過を確実に解消するにはこうした支出カットだけでは限界があるため、クラブは募金活動の進ちょくなどを踏まえ、来年4月の株主総会で新たな増資の実施を判断するとみられる。