775884☆ああ■ 2025/08/15 19:19 (iOS18.6)
個人的に、2017シーズンの吉田達磨監督の戦い方は、個人的に非常に魅力的だったと感じています。
守備一辺倒だった従来のスタイルからの脱却を目指し、堅守を維持しつつもボール保持を高め、遅攻の回数を増やす試みが随所に見られました。節を重ねるごとにその形が洗練され、見ていてワクワクさせられました。
さらに、遅攻に固執することなく、リンス選手やドゥドゥ選手のスピードを活かしたカウンターも効果的に織り交ぜており、攻撃の多様性が感じられました。
一方で、2018シーズンは開幕当初から3バックと4バックを使い分けようとしたものの、いずれも十分に機能せず低迷。2022シーズンも、ゴールキックから細かく繋ぐスタイルに固執した結果、ビルドアップで自滅し失点する場面が目立ちました。
しかし天皇杯では、自身の理想であるポゼッション志向を一旦脇に置き、結果重視の現実的な戦い方に舵を切ったことが、優勝の大きな要因だったと考えます。
総じて、吉田監督は理想を追求する姿勢が時に悪い結果を招く一方で、現実を直視し戦い方を柔軟に変えれば、確かな結果を残せる指揮官だと思います。
また、いずれヴァンフォーレと関わることがあればいいですね!