802198☆ああ 2025/11/24 20:36 (iOS18.6.2)
「佐久間体制の功績と、今後のクラブに求められる組織づくりについて」
佐久間さんについては、2008年に甲府へ来られて以降、2010年までに戦力を整えJ1昇格を実現し、その後の監督人事では難しい時期もありましたが、2012年には城福監督の招聘によって1年でのJ1復帰を達成されました。さらに、2013年から2017年までの5年間にわたるJ1定着、降格後も2019〜2021年にかけてプレーオフ圏内を維持するなど、クラブに大きく貢献されたことは間違いありません。
ただ、就任から20年近くが経とうとしている現在、ひとつの時代が終わりに向かっているのかな、という印象をここ数年感じています。
特に、2015年〜2016年に副社長・GM・監督職を兼任されていた時期があり、そのときは「一時的な措置」と受け止めていたのですが、その後も専任GMを置かず、経営職との兼任体制が長期化したことで、結果として意思決定が一人に集中しやすい状況になってしまったようにも見えました。
よく「佐久間さんがいなければクラブはJ3に落ちていた」という声も耳にしますが、もし仮に一人の存在に過度に依存する組織になっているのだとすれば、それは別の課題を示しているとも言えます。健全なクラブ運営のためには、権限や責任が分散された組織づくりが不可欠だと思います。
今後は、後継者の育成や外部人材の招聘などを通して、より組織的でバランスの取れた体制が形成されることを期待しています。