117384☆アルビサポ 2016/11/05 00:03 (Chrome)
吉田監督 (長いです)
新監督の就任内定おめでとうございます。
我々はこれからで甲府さんのフロントをうらやましく感じます。
吉田監督はとても情熱的な方です。
今シーズンのアルビは若手が多かったのですが、選手にも慕われ、多くの選手が飛躍的に上手くなりました。
柏ユースで成功されたように、選手育成手腕は傑出しているものがあると思います。
戦術面については、守備から手堅くサッカーを作られる印象です。
今シーズンのアルビは故障者が多かったですが、失点は
組織的に崩されることよりも個人のミスが目につきました。
スカウティング力が高く、ポゼッションを中心においていてもオンリーではなく、
比較的相手に合わせてゲームを組み立てられる印象です。
その一方、選手交代や後半の修正力などは経験不足な点もあり、
1st の神戸戦などネルシーニョ監督と互角に渡った試合もありましたが、
2nd の鳥栖戦は選手層や采配力の差を見せつけられた力負けでした。
一方でオフェンスは未知数です。今季のアルビは、
有効な受け手の動きが少ない、効果的な縦パスを出せない、という問題がありました。
それが個々の選手の習熟不足なのか、監督のヴィジョンの欠如なのか、判断がつく前に解任されたという印象です。
サッカーIQの高い選手が噛み合ったときは美しい論理的な崩しが見られました。
しかし柏さんのサッカーもトップは個の力に頼りがちと思います。
真価を甲府さんのサッカーで魅せてほしいです。
解任については、監督解任後のサッカーを見ても、不調の最大の原因は戦力不足だと思います。
しかし、ディフェンスの中心選手たちの故障で重心を下げて戦わなければならなくなったとき、
また経験不足の選手にミスが多くなりチャレンジしにくい状況になったとき、
逆転できるまでのオプションはまだ持ちあわせていなかったことも事実だと思います。
より大きな構造としては、フロントが監督をまったくサポートしなかったことがあり、
佐久間さんという優れた方の理解とサポートに恵まれることは、監督にとってはよい環境だと思います。
最後におまけとして監督の熱狂的なアンチがついてきます。
残念ながらアルビ板も悪意と罵詈雑言におおわれ、監督を支持するコメントは荒らしとして申告される状況がありました。
解任と同時にそのような方々は消えましたが、
サポーターがどれだけサッカーを理解し、フロントを信頼し、クラブを適切にサポートできるかも問われるかもしれません。
アルビサポにも吉田アルビのつづきを見たいと思っていた人はいます。
私もその1人で、甲府さんで吉田サッカーを見られることは楽しみです。
時間は必要かもしれませんが、甲府さん、達磨さんの挑戦が実を結ぶことを願っています。
長文大変失礼しました。