307126☆ああ 2021/01/09 03:36 (ASUS_Z01FD)
松尾さんの記事を読んで、改めてうちのクラブは難しいクラブだと思った。
この予算規模、地域性やハード面を考えたらJ3中位くらいが妥当。
しかし、それをはねのけ、Ｊ２で上位、毎年Ｊ１昇格を狙い、過去Ｊ１にも長く在籍できたのは、ひとえにクラブ関係者が優秀だからだと思う。
選手の力ももちろんあるけど、選手は数年で入れ替わる。ここまで挑戦し続けることができているのは、クラブに対する深い愛情と情熱をもった会長のもと、リーグでも断トツ優秀なＧＭやスカウト、それを支える運営・広報・事業・営業・経理にいたる優秀なクラブスタッフがいるからだと思う。
そうしたクラブの思いを一身に受けて具現化するのが監督。
多くを望めず、与えられた環境のみで結果を求められるって監督としては非常に難しいミッション。例えれば、他は機材も資材も豊富で１億円かけて豪邸を建てているのに、うちは1000万円で十分な機材も資材もない中で、それを上回る家づくりが要求されるという状態。それこそビフォーアフターの番組のような工夫・アイディア満載でないと務まらない。甲府の監督の依頼が来たときに、大抵の人は、そんなの無理だと思い引き受けない。決して高くはない年俸、監督としてこのクラブで働いても得られるものは、厳しい環境でもできたという自信と実績くらいではないかと思う。それでも失敗することが大半。こんな環境でも甲府の監督を引き受けてくれる方には感謝しかない。
心配なのは、結果が少しでも出ないと、すぐに批判が出てしまう最近のサポの雰囲気。
お金が足りない分、やりがいや熱意、チャレンジ精神がこのクラブの魅力だったと思うが、心ない批判でこうした魅力すらかき消されつつあり、選手・監督だけでなく、優秀なクラブスタッフが辞めていかないかが、心配でならない。
選手・監督・スタッフは甲府の宝。現状を当たり前と思わず、いつでも甲府に関わる人々の努力に感謝と敬意をもって接し、表現するようにしたい。
コロナで社会が閉塞感に満ちる中、生活に希望と楽しみと生きがいを与えてくれるのはヴァンフォーレ。
このクラブと人財を、みんなで末永く大事にしていきたい。
深夜に長文の投稿、大変失礼いたしました。
