73200☆you夢 2018/12/14 05:08 (SHV35)
2013奇跡の昇格を再び
平 一番大きいのはFW陣の不振。渡が抜けた穴を埋める選手が現れなかった。山アは出遅れたし、ナタンなど、けがで実力を発揮できないまま去った選手もいた。
城 チームは当初から苦労していた。宮崎キャンプの練習試合はFWがいないゼロトップもあった。結局、けがや体調不良で昨年の戦術に上積みできないまま開幕を迎えることになったのでは。
森 ボールを奪っても速攻にいかず、陣形を整えて横パスを繰り返す場面が多い。パスの受け手がもっと動かなければ相手も怖くないと思う。強引にシュートを打ってこぼれ球を狙うことがあっても良い。
平 シーズン途中に自分たちでボールを握るサッカーから、引いて守るカウンター戦術に変わった。勝つためにやりたいサッカーを変えるのか、負け続けても自分たちのスタイルにこだわるのか、難しい判断だったはず。当時の選手間でも賛否はあった。
戦術変更はぎりぎりの決断
城 戦術変更が明確だったのは通算10敗した後の大分戦。J1参入プレーオフ(PO)進出へ、これ以上負けられないというぎりぎりの状況でチームは決断をしたのだと思う。
安 勝っても「もっと攻めるところが見たい」というサポーターの声はあった。昨年見た攻撃的なスタイルに引かれて応援を始めたという人も多い。
補強の外国勢、働き光る
森 ウタカのパスはスピードがあって良かった。相手の守備陣の間を縫ってゴールシーンをお膳立てする期待感があった。積極的にシュートを狙いにいくバラルの姿勢も良かった。
安 前川のようにウタカとの連係で輝きを増した若手もいた。
平 惜しいのは周囲が技術やメンタル面をもっと学べなかったかという点。いいお手本と一緒にピッチに立ったのだから、自分の成長に生かせるはずだ。
平 完敗した10月の金沢戦で、ねぎらいの拍手が聞こえた。試合内容からするとブーイングが飛んでもおかしくなかったが、従来と少し違う関係性が生まれてきたのだろうか。
森 やじはいけないが、ブーイングはあっても良いと思う。サポーターはチャレンジする勇気を選手に求めている。ブーイングはそれが感じられない時にするもの。チーム愛の表現の一つだと思う。
拍手なしで思い伝えられる
安 連敗したアウェー京都戦やホーム横浜FC戦では、その拍手も少なかったように思う。ブーイングは女性や観戦初心者にとって怖く感じるが、拍手をしないリアクションで選手に伝えることはできると思う。試合中は前向きな言葉で選手を後押ししていた。勝利後の選手とサポーターの一体感に魅力を感じた人も多いのでは。
城 今年は一時期を除いて主力メンバーがそろわなかった。そんな状況でも次々と代役が現れてくるチームになれば。その意味で若い選手の奮起に期待したい。
平 基本的なところを手堅くやってくれたらいい。下位に負けないとか、普段通りの力を発揮するとか。メンバーも周辺環境も整っているのだから、特に背伸びをしなくてもプレーオフ圏に入るぐらいの地力はあるはず。
森 パスで揺さぶるだけでなく、速く仕掛け、前へ攻めるサッカーを見せてほしい。思い切ったミドルを打つのも見たい。たとえ負けても、あの場面が見られて良かった、というお土産があればファンは増える。
安 ビンゴやお誘いキャンペーンは観戦初心者を呼び込むのに効果があったと思う。選手側も積極的にサポーターとの距離を縮めようとしていた。そういう流れは続いていってほしい。