この週末、今シーズンのJ2の行方を大きく左右しうる、いわゆる“6ポインター”が2つある。1つは水戸と徳島、もう1つは磐田と仙台のゲームだ。森直樹監督が率いる水戸は4-4-2をベースにタイトな守備とダイナミックなサイドアタックを繰り出す。その主翼だった津久井匠海が、ライバルの大宮に引き抜かれたが、難敵のFC今治にアウェーで2-1と競り勝ち、不安を一掃した。水戸は徳島を迎えるが、前回は敵地でエースのFW渡邉新太が奪った虎の子の1点を守り切り、1-0で勝利しており、ホームでも自信を持って臨めるだろう。
8連勝中の水戸に挑む徳島は強みである組織的な守備に加えて、いかに攻撃面で水戸を上回っていけるかが鍵になる。6月の特別登録期間に補強は無かったが、J2の中ではハイスペックなタレントを増田監督が掌握してきている表れでもあるだろう。3-4-1-2のシステムで、攻守に奮闘する渡大生と7得点のルーカス・バルセロスをテクニシャンの杉本太郎が生かす形を取っているが、チームの心臓は高いボール奪取能力を誇る元磐田の鹿沼直生で、攻撃にアクセントを加えるのが“相棒”の児玉駿斗だ。この二人の躍動無くして、敵地での徳島の勝利は考えにくい