一方で守備陣にも気の抜けない試合になるのは間違いない。「(長崎は)前への推進力だったり、フィジカル的な強さ、それらを活かしたカウンターのスピードは持っているという印象がある」(ヴィッシング監督)。
とりわけ封じたいのは新加入のジャマイカ人アタッカー、ノーマン キャンベルである。「リスク管理とかボールの奪われ方に気をつけないとゴール前まで運ばれてしまう」と半田も言う。
リスクを恐れずに敵陣内に押し込み続ける今季のスタイルだからこそ、カウンターへの対応は不可欠になる。
長崎は8年ぶりにJ1リーグ昇格を果たし、パナソニックスタジアム吹田に乗り込んで来る。開幕から連敗スタートとなった長崎だが、名古屋とセレッソ大阪に連勝。ガンバを勝点1差で追う5位という状況だ。
「本当に気の抜けないチーム」とヴィッシング監督が話す長崎について、最も警戒すべき存在は2018シーズンにガンバで約半年プレーしたマテウス ジェズスであることは言うまでもない。
ボランチでプレーしたガンバ時代と異なり、ストライカーとしてフィジカルを生かすマテウス ジェズスは昨季のJ2リーグではMVPと得点王、ベストイレブン。長崎のJ1昇格の原動力となっているが、前節は決勝ゴールを決め、前々節は2アシストの活躍を見せている。