見どころ
チーム得点王、永井龍の累積警告による出場停止に加え、GK大久保択生の負傷退場というアクシデントもあった前節の徳島戦。「勝ちたかった」(三浦雄也)のが本音ではあるが、今季初の2試合連続無失点で引き分けたことは、不安定さが続いていた守備においては収穫と言っていいだろう。一方の岐阜は、ここ8戦を1勝1分6敗と苦戦中。ここで敗れれば、今季二度目の3連敗となるだけに、なんとしても勝点を獲得して踏みとどまりたいところだろう。岐阜が連敗を止めるか、長崎が中位浮上の足掛かりをつかむか。後半戦最初のゲームは、ともに負けられない一戦である。この試合で注目したいのは、長崎の得点源である永井だ。岐阜は6月に行われた長崎との前回対戦(明治安田J2第16節/2−4)で、永井にハットトリックを許しているだけに、今回は永井へのマークが激しいものになると予想される。だが、長崎にとっては、永井への警戒が高まれば高まるほど、佐藤洸一、梶川諒太、木村裕らほかの選手が得点を狙いやすくなる。GK高木義成、DF阿部正紀らリベンジに燃える岐阜守備陣が永井を抑えつつ、長崎の攻撃をいかに食い止めるかは試合の大きなカギとなるはずだ。また、長崎は鳥栖から期限付き移籍加入した坂井 達弥が出場した場合、最終ラインの組み合わせやポジションが大きく変わることが予想される。岐阜には難波宏明、レオミネイロ、瀧谷亮、風間宏矢ら強力なアタッカーがいるだけに、長崎の高木豚矢監督が新戦力の坂井を加えて迎え撃つのか、それとも確実に計算できる杉亮太、村上佑介らを中心としたDF陣で挑むのかという点も興味が尽きない。