ウインドウはまだ空いているが、W杯の影響少ないJ3は各クラブ体制はかなり固まってきた。
目を引くのは、20クラブ中17クラブが監督続投という熟成路線を選んだこと。その中でもやはり手強そうなのは監督のポリシーを反映した編成に成功した3クラブではないか。
山口は元々の大戦力に、小田切サッカーを進化させるための人材をJ1J2から加えている。
鹿児島も同様に、百年構想リーグで5位に入った強力選手層を落とさず、J2クラブも圧倒したストーミングサッカーに相応しい戦力を上カテから迎えた。
松本はこの2クラブに比べて地味ではあるが、石アサッカーにマッチした選手への入れ替えを進めた。特に、八戸からの愛弟子の獲得と、決定力不足になりがちな石ア戦術を補完できる、スモールスペースでの精確なシュートを得意とする田口の獲得は大きい。
いずれも難敵であるが、監督のカラーが濃く出たということは、裏を返せば戦術的なひずみ、弱点も濃く出たということ。そこをしっかり突き、これらのクラブから勝ち点をもぎ取れるかが昇格のポイントになってくるはず。