340611☆ざっかるど 2018/10/03 21:05 (iPhone ios11.4.1)
最近鈴木さんの話がよく出ますが...
鈴木さんのやりたいサッカー、理想のサッカーは正しかった。
けどそこに至るためのやり方や、実際出来てたサッカーの内容はダメダメだった。
個人的にはそういう印象です。


鈴木さんのやりたかったサッカーを簡潔に言うと、相手の嫌がる位置(ハーフスペースやギャップ、チャンネルと呼ばれるエリア)に起点を作って、自分達のポジショニングやオフザボールの動きで相手の守備組織にズレを作ろうよ、みたいな感じです。簡潔に言えば、最近流行りのポジショナルプレーみたいなものですね。

しかし一番大事な
「どうやってハーフスペースに起点を作るのか?」
「どのようにポジショニングすれば、どのように動けば、相手の守備にズレを生じさせられるのか?」
「自分達のやりたい事が封じられた時、次に何を狙えば良いのか?」
そこらへんの全てが曖昧だったような気がします。
解任直前のヴェルディ戦やジェフ戦のように、偶然狙った形が作れている時は攻撃が上手く回りますが、基本的に策が一つしかない訳ですから、相手からすれば対応は容易です。

片渕さんも鈴木さんのやり方を継続すると言っていましたが、継続しているのは「相手の嫌がるエリアを使う」という狙いの部分だけで、「どのように攻めるのか」「どうやったら自分達の狙っている形を作れるのか」という部分は全く違います。

何より、片渕さんは攻撃をパターン化しました。
まず第一に裏を狙って
それがダメなら
裏を警戒して空いたDFとMFの間のギャップを活用したり
SHやマサルがハーフスペースでボールを受けて相手を釣り出したり
SHがワイドに開いてSBがハーフスペースに侵入したり
それでもダメなら、CBやカウエが後ろで組み立て直す。

何パターンもある内の一つでも上手くいけば良いので、以前より選手達もやりやすくなったでしょう。
守備に関しても鈴木さんの頃と違って、今は何が何でも自分の所ではやらせないという気迫が感じられます。これも片渕さん効果でしょうかね。

鈴木さん批判みたいになってしまいましたが、片渕さんと選手達が鈴木さんの基本的な指導を受けていなければ、今の片渕サッカーも無かったんじゃないかなぁとも個人的には思っています。
鈴木さんの駄目だった部分を片渕さんが改善してくれた。
理想とするサッカーと現実的に可能なサッカーの妥協点を見つけてくれた。
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