200736☆ああ 2017/01/28 23:12 (iPhone ios10.2)
サッカーJ1鹿島の柴崎岳選手がスペイン1部リーグ・ラスパルマスへの移籍確実となったことを受け、地元青森県野辺地町や母校の青森山田高校、県内サッカークラブなどの関係者らは28日、喜びに沸いた。「夢がかない本当によかった」「技は十分通用する」「体に気を付けて活躍を」−。世界へと打って出る若武者の雄姿に、大きな称賛と期待の言葉が送られた。
 「本人にとって(海外で活躍する選手になるという)夢への第一歩」。柴崎選手の母・美佐子さん(54)は同日、取材に喜びの言葉を語った。美佐子さんによると、柴崎選手はスペインのサッカーや、国の雰囲気が好きで、数年前から移籍先として考えていたという。
 一方で美佐子さんは「これからが試練。言葉の通じない国で一人プレーするのだから、精神的にもますます強くならないと。なかなか会えなくなるが、テレビで元気な姿を見せてくれれば」と親心ものぞかせた。
 柴崎選手の小学生時代のサッカーの恩師である橋本正克さん(57)=野辺地町職員=は「とにかく負けず嫌いで、悔しさを糧にレベルアップを続けられるのが岳の強さ」と語り「スペインリーグに移籍しただけで満足する子じゃない。もっと高いレベルを目指し、活躍してくれるはず」と期待を込めた。
 野辺地町の中谷純逸町長は「世界有数のプロリーグのチームに入団できたのは、町にとっても名誉なこと。この機会を逃さず、大いに活躍してほしい」と話した。
 「念願がかなって本当に良かった」と、青森山田高校サッカー部の恩師・黒田剛監督は祝福した。同校サッカー部出身者では初めての欧州クラブ入りとなる。
 スペインのサッカーについて、黒田監督は「選手個々が質の高いプレーを前面に出し、国民もその点を評価する」と指摘。広い視野と精度の高いパスで試合を組み立てる柴崎にとって「力を出しやすい環境」と語り「チームに順応して貪欲に結果を出してもらいたい」とエールを送った。
 同校の花田惇校長も「持ち前の技が世界に通用することは(2本のゴールを決めた)昨年12月のクラブワールドカップで証明済み。体にだけは気を付けて、パイオニアとして頑張っていただきたい」と声を弾ませた。
 吉報はサッカー指導者や子どもたちにも大きな希望を与えた。小学生のころから柴崎選手を知る、青森市のサッカークラブ・青森FCの伊藤慎悟総監督(60)は「本人の努力次第では青森県からでも世界に出られるということを子どもたちに示してくれた。ぜひ頑張ってほしい」と称賛。
 柴崎選手の背中を追って4月から青森山田中に進む、同クラブの釆田光立(わけたひかり)君(筒井南小6年)は「中学校には全国からすごい選手が集まってくると思うが、自分も挫折せず頑張って、尊敬する柴崎選手や(青森山田高の)高橋壱晟選手のようになりたい」と意気込んでいた。
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