190409☆10 2018/07/30 20:20 (PRA-LX2)
上位チームとの2連戦。リーグ戦再開後に訪れた1位と3位との連戦の最中にいるのが浦和だ。その一戦目、首位の広島とアウェイで対した前節は、4−1と快勝を収めた。再開後初めて流れの中で奪った興梠 慎三の1点目に始まり、加入後初得点となったファブリシオのダメ押しゴール。これまで8失点しかしていなかった広島に対しての4得点に、指揮官も会心の笑みを浮かべていた。

そして今節、3位の川崎Fとのホームゲームを迎える。6勝6分6敗と五分に戻して迎える明治安田J1第19節は、まず無失点を目指したい。ここまで18試合で16失点の守備陣は安定感を持っているが、それでもここ3試合で連続失点中。かねてより「無失点で抑えたい」と西川 周作が話しているように、このあたりで『ゼロ』をスコアボードに刻みたい。岩波 拓也、ファブリシオ、そして槙野 智章の新3バックがこの試合でも機能するか。

リーグ戦の前回対戦では、浦和が川崎Fに対して2−0で勝利を収めている。そのときはボランチを抑え、高い位置から掛けたプレッシャーがハマった。岩波 拓也も「出どころであるボランチのところは抑えたい」と話している。中盤を逆三角形にしてボランチに密着する前回のような形を見せるかどうか。ただ、そうなると前線は2トップになる。武藤 雄樹やファブリシオも欠かせないパフォーマンスを見せているだけに、阿部 勇樹を入れて中盤を増やすのか。選手の配置を入れ替えるだけになるのか。はたまた現状のまま、[3−4−2−1]を採用するか。オズワルド オリヴェイラ監督の采配にも注目だ。

中断期間を経て、浦和は指揮官直伝の厳しい守備や鍛え上げたフィジカルが試合で有効に発揮されている。川崎F戦でも相手を上回る勢いと、終盤まで落ちない走力を見せたい。ただ、川崎Fは前節の湘南戦が台風の影響を受けて中止となり、体力面ではアドバンテージがある。さらに、中断期間を挟んで4連勝中。その4試合で2失点と守備にも安定感がある。特に充実さをプレーで示しているのが小林 悠。ここ2試合で2得点と、エースで主将の素晴らしいパフォーマンスはチームをけん引している。

また、チームとしてもモチベーションは高いはず。「浦和へのリベンジを」と気持ちを入れて臨んでくるはずだ。広島が足踏みをしているこの2試合で勝点差を5縮めた川崎Fは、現在首位と勝点8差。いま一番波に乗っている川崎Fが5連勝となれば、上位は混沌としてくるはずで、独走状態だった広島にさらなるプレッシャーを掛けることになる。赤い悪魔の待つ埼玉スタジアムで、勝点3を得られるか。

気になる天気は、7月30日時点の予報でキックオフ時点で30度を超える温度となるもよう。変わらず酷暑の中での試合になる。8月最初のJリーグ。さいたまの夜は、熱戦になること間違いなし。
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