35650☆遠方組 2017/09/12 09:28 (iPhone ios10.1.1)
男性
サバイバル
ドイツのクラブのように、地域の住民によって作られ運営されるスポーツクラブがまず先にあって、そこにさらにプロのクラブが構成されて全国リーグでしのぎを削る、という構造があるのならいいのですが、日本の場合、そういう構造が出来上がってるところというのは少なくとも私は存じません。

元々、大企業の福利厚生アンド税金対策(恐らくは後者の意味の方が強かったのかもしれませんが)、加えて社員の意欲発揚という意味合いから、特に北九州や筑豊では八幡製鉄所をはじめ各工場、炭鉱の企業スポーツが先にあって、まずはいわゆる「エネルギー革命」で早々と筑豊が衰退しスポーツどころか閉山で町が衰退、さらに北九州も「鉄冷え」と新日鐵の君津、大分への業務移管で80年代以降人口減さらに全国大会にも出ていたスポーツチームの縮小、廃部などで、本当ならJリーグのオリジナル10に入れたかもしれないとも言われるサッカー部も後に廃部。
鞘ヶ谷や大谷球場など「兵どもが夢の跡」な施設も数多くあります。

現在の企業のあり方からして、企業スポーツ全盛の頃のような体制にすることは今後ありえないでしょう。
Jリーグに限らず、プロスポーツクラブは、どうやって存続するのか、させるのかが問題となります。
お金がかかる以上、存在意義が明確でなければ、無くすことすら選択肢に入る。
その点については、「福利厚生」という大義名分があった企業スポーツよりシビアかもしれません。

J3でも先を見据えて支える、というのが、大多数の市民の総意なら、それこそドイツのクラブ的な存在にすらなり得るのかもしれません。
しかしここは福岡県、地域で言葉も感覚も違うのに、何故か「勝ち馬に乗りたがる」体質だけは共通w
そこに全盛期とも言える「強い」ソフトバンクホークスもある。
1軍は言うに及ばず、2軍3軍にすら60億円のトレーニング施設を作ってしまい、2軍の筑後市の平日デーゲームに3千人近く集めることすらある。

J2時代にすら「あんな2軍の弱いところの試合やら見に行って何が楽しいんか?」と感違いとも揶揄とも取れる言い方をされ忸怩たる思いを(自分の身内から言われたんですが)。

その点、もし今年J3でもぶっちぎり首位とかなら、新スタジアム効果もあってファンの獲得に繋げられたのではと思うのですが、J3ですら勝てないチームは、一般市民からそうは好意的に見られてはいないでしょうね。

好きな人間からすれば、長期的視点でもいいでしょうが、ライト層はそうもいかない。
ましてや今の首脳陣に長期的視点は見当たらず…
スポンサーも金も、そしてサポーターも、都合よく現状維持なんか地方のクラブには出来ませんよ。
言い換えれば、上を目指さなければ死ぬしかないぐらいの覚悟がないと、本当にクラブは死にます。
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