116891☆鯱は赤いが腹は黒い 2017/01/01 22:23 (iPhone ios10.2)
男性 38歳
某ブログを読んで思うこと。
話題のスポーツナビプラスの匿名ブログ「空疎な誇り〜」2017新春グランパスを読んでみたけど、誇りって言葉を美化しすぎていると感じる。
誇りは崇高で、一部の限られたのもにしか使ってはならないので、グランパスに使うのは相応ではないと言わんばかり論調だったと思うが、そもそもオラが町にサッカーチームがあって、その試合をスタジアムに足を運んで見ることができることが喜びだと思う人には受け入れられない内容だと思う。
そして、名前もわからない作者に言いたいのは、ジャイアントキリングを読んで出直してこいってこと。
サポーターの誇りって、クラブがとんでもないクズ人間を監督にしようが、J2に降格しようが、毎年降格争いに巻き込まれようが、自分の住む町にサッカーチームがあり続ける事が誇りであり、スタジアムに足を運ぶ事が誇りなんだと思う。
ブログにある鹿島は、確かに伝統やチームのメンタリティを継承しているチームは存在するし、世界に目を向ければバルセロナがその最たるものであると言えるだろう。
ただし、ヨハン・クライフの美しく勝つ事は、その表面的なものであり、根底には独立心の強いカタルーニャ地方のバルセロナにあるオラが町の市民チームは、自分たちを支配している王都マドリードの王家公認(レアル)のチームに負けない、負けちゃいけないっていう誇りがあると思う。
カンテラが充実し、下部組織からトップに多くの選手を昇格させたバルセロナと言えど、あれ程のメガクラブになれば、バルセロナで引退できる選手は、ほんの僅かだし、フィーゴやリバウドにしろ、ロナウジーニョやデコにしろ、ネイマールやルイス・スアレスにしろ多額の移籍金で他のチームから買われた選手と言える。
なので、金で選手を買い漁る、ベテランを簡単に切る事は、優勝(=王都の支配者に屈しない事)を第一と考えた場合に当然の手段であり、逆に指導者がクラブがOBが多く、外様の指導者がなかなか定着しないのは自分達のスタイルや哲学を知った人間でないと勝てないと言う事を知っているためクラブのスタイルにあった監督を育成しているからに過ぎず、誇り云々とは、別物の話であると言える。
話をもう少し別のチームに目を移すとレスターシティにしろ、チェルシー、マンチェスターシティににしろ、現オーナーの大富豪がやって来るまでは、弱小の時期もあったし、二部に降格した時期もあった。ノッティングフォレストやクリスタルパレス、QPRなんかは常に弱小だけど、弱小なりにサポーターは誇りを持ってチームを応援する。
そこには、オラが町にはサッカーチームがあり、あり続けること自体が誇りというサポーターの想いがあり、勝ち負けに関係なく応援するサポーターの誇りがあり、そんなサポーターが何年も何十年も世代を超えて応援してくれている事がチームの誇りである。
チームの成績や状況が良くないからと言って、チームを応援しているサポーターの誇りを否定するようなブログ作者には、いささか短絡的だと思うので、まずはジャイアントキリングを読んでいただく事をお勧めしたい。
最後に、確固たるスタイルのあるチームや強いチーム、魅力的な試合をするチーム、好きな選手のいるチームを応援することも、またサポーターの自由であるのでそこには口を挟むこと は野暮なので、自分の町のチームを応援する事は強要はしない。
私としては、早々にJ1に戻って毎年、優勝争いをしてくれるようになる事は嬉しいが、あと何十年後か知らないが、自分が死ぬまでグランパスが残っててくれて、それまで応援する事が出来れば、それで満足である。
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