193710☆ニエト 2018/05/23 12:12 (iPhone ios11.3)
田口と川辺の算数
今年の補強を年俸順に並べると、

1.田口 4000万円
2.ギレルメ 3000万円
3.新里 1200万円
4.モルベッキ 360万円

となるようですが、「川辺ロスの補填」と「サイドアタックの強化」が最重要課題であったことがわかりますよね。川辺の今年の広島での年俸は1500万らしいですが田口の獲得に、川辺の2.5倍強を投資していることからもこのポジションの優先度がわかります。センターはゲームの「マネージャー(人を使う役割)」で、現代サッカーで主戦場であり味付けともなるサイドは「突出した武器をセンターに使われる人」。前者には「総合力」が、後者には「一芸」が求められるわけです。川辺はセンターでありながらまだ一芸者の域を出てませんでしたから田口に求めたものの大きさは想像に余ります。田口にはもっともっとやってもらわねばなりません。

もうひとりのサイドの一芸者は、イブラ系回し蹴りという一芸を披露してブラジルへ帰ってしまいました。

1200万円の新里は最初は2000万円の森下俊と切磋琢磨させて育てるのかなと思っていたらレギュラーを獲得した上、下手をすれば4500万の祥平や5000万の大井の代役すらできそうな活躍です。バックスの4と3でのユーティリティも高いです。守備が要のジュビロとすれば来年は倍増以上出したいところですね。

いずれにせよ、FWはモルベッキという育成枠のみですが、5500万円で実質川又との2トップと2シャドーの一角をこなすアダイウトンと8000万の中村俊輔というジュビロの中で年俸ベスト1、2の2列目がチームの攻撃の絶対的コアとして君臨しこのポジションの競争レベルを上げてくれているお陰で、その負傷離脱後も松浦と山田の2000万円コンビが彼らにインスパイアされ、年俸以上の活躍を見せてくれているわけです。アダと俊輔がいなかったら松浦は遅刻魔のままだったし山田はドイツ帰りのポエマーのまま半睡状態だったでしょうからね。

ジュビロのカタチとは、トップの川又がボールを収め、2列目の川又より年俸の高いアダと俊輔が攻撃のイニシアチブを握り、田口を加えた1億7千5百万トリオの構成力でゴールを増やすことであると「年俸が語っています」。

だから川又には温かい眼差しを。それから他のチームの高給取りのタイプの異なるFWと比べるのはやめたいですね。

それから彼にもっとゴールをとらせるなら駒野のようなクロス専の選手が必要な気がします。大貴もギレルメもどちらかというとカットインに特長のある選手だった気がします。

名波さんと服部さんの中断期間中の動向が楽しみですね。
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